会津会、氣の技


爽やかな秋晴れとなりましたが、皆様お元氣ですか。

会津会の100周年記念の総会が一昨日上野公園内の西洋軒で行われました。
川島廣守会津会会長は最高齢94歳で(財)本田財団理事長もされています。
その他政財界、教育界、医師会の方々が多くお集まりになられました。

幹事長の遠藤様から会津会の会報の編集委員を仰せつかり、お引き受けいたしました。

ところで、会氣道のルーツは会津藩で、五百石以上の藩士にのみ伝えられた極秘の氣の技でした。
東京大学鎌田教授著書:禅と合気道

会津落城後、筆頭家老の西郷頼母から会津坂下出身の明治の武芸者武田惣角に受け継がれたのが大東流合気柔術であり、惣角から日本合気道創立者植芝盛平氏に伝わったものです。

NPO法人氣の活用コム」は心身統一合氣道の合氣道の投げ技を除いた「氣の活用=心の活用」です。

実は私達の先祖も会津武士でした。鎌倉公方足利持氏の家臣、栗田将賢勝頼です。来年のNHK大河ドラマ戊辰戦争後の京都の戦後処理を担当した会津藩山本覚馬様の妹、東洋のジャンヌダルクと言われた山本八重様は同志社創立者新島襄の奥様であるのは皆様ご存知の通りですが、その八重様の兄様であった会津藩山本覚馬様と共に蛤御門の戦い、鳥羽伏見の戦い、奥州白河口の戦いなどで大暴れをした会津力士隊の隊長武田惣吉は会津坂下町御池田の出身で、戦功により会津武芸指南役に抜擢されました。その息子が明治時代に神技と恐れられた大東流合気柔術、氣の達人、武田惣角です。

本日の会津会には会津藩主の末裔松平氏会津若松市長、他沢山の会津藩にかかわりのある方々が100名以上お集まりになりました。鎌倉武士の末裔である私達四人、山内家兄弟、雪下家、そして栗田家が金山から会津会のメンバーとして総会に同席しました。
この四名の先祖が鎌倉から会津鎌倉文化、学問、武道をもたらしました。また、我が先祖は難攻不落の沼澤城、玉縄城を守り、伊達政宗会津蘆名義広磐梯山麓・磨上原の戦いで破り、金山に攻め入って来た時にも、沼澤城、玉縄城の金山谷の武士達はイヌワシの矢羽の弓矢でこれを山中から威嚇し、只見川沿いを上って来た伊達政宗の軍勢を恐れさせ撃退したのはあまりにも有名です。

ちなみに4名のうちの一番右手の方は品川区柔道会の会長で、国士舘大学の学生をオリンピック選手に育成された川口高校の先輩山内7段、名門山内家です。今年は8段に挑戦されます。山内氏のご依頼で品川区の柔道審判講習会において私が「氣の活用」のお話をさせていただいたところ好評を頂き、次回は国士舘大学での講演を依頼されました。
また私の左隣は雪下先生、有名な歯科医です。右隣は小学校からの同級生山内君、ある有名会社の重役で、今週末に会津芦ノ牧温泉、大川荘行われる中学卒業後50年ぶりの同総会の幹事長です。60名も集まるので大変楽しみです。
最後に西洋軒の宴会場で会津会員全員が輪になって会津磐梯山を踊り、名誉会長の川島様(もとプロ野球コミッショナー)の万歳三唱、会津藩松平家の末裔で元NHK松平氏の万歳三唱で氣を出し、お開きとなりました。

会津藩ゆかりの素晴しい技、全ての人間に元氣を出させる「氣の技」を日本中の皆様に伝える為に「NPO法人氣の活用コム」今後も広めて行きます。