氣の活用と呼吸法で健康寿命を10年延ばしましょう!

 

『氣の力で健康寿命を10年延ばす方法』

               NPO法人氣の活用コム   副理事長 栗田和悦

「氣の活用研修」

テキストより抜粋

私たちの日常生活の中には・・・

私たちの日常生活の中には氣に関する言葉がたくさんあります。

「元気、勇気、活気、気合、志気、強気、本気、気楽、陽気、根気〜」

「気を吐く、気持ちが良い、気が入る、気が出る、気がつく、やる気がある」などなど・・・。

これらの反対語として「弱気、陰気、内気、気が滅入る、気が重い、気にかかる、気を抜く、気に障る」などがあります。

「病をしても気まで病むな」という言葉があります。身体の故障すなわち病は一時的に仕方のないことですが、気まで病むと弱気になり、生命力を衰えさせ、治る病も長引かせたり、悪化させたりするという意味です。

また、逆に「気が張っている」と、厳寒のもとでの水中訓練でも、風邪ひとつひかずにやることができます。このように氣に対する心構えによって、病気になりにくくなったり、精神を落ち着かせたり、或いは不安がらせたりするようです。

それでは、この氣とは一体何でしょうか。  

氣の呼吸法で肛門を引き締め尿漏れや頻尿を改善し熟睡でき健康寿命を延ばす方法があります。知りたい方は休憩を入れて約2時間お付き合いください。信じる者は救われます。信じない方はどうぞご遠慮ください。

「氣」とは何だろう

“氣”とは、生命力です。

それは、人間や他の動植物それぞれが持っている生命力であり、更にその生命を生み出し、育んでいる大自然の“根源的な生命エネルギー”そのものです。

私たちは、この大自然に満ち満ちている大きな“生命エネルギー”を、自分の中に取り込み、自己の生命力を最高に高めた状態でことにあたり『日常生活や、人生万般に活用すること』が最も大切なことです。

 

生命力を高めるために

人間には「心」と「身体」があり、その性質が全く違います。

 「 心 」… 色もなく、匂いもなく、形もなく、自由自在に飛んでいける。

 「身体」… 色もあり、匂いもあり、形もあり、動きに制約を受けている。

「心」と「身体」は、車の両輪のようなものですから、バランスよく一つになって働かなければ人間の生命力は高まりません。「心」と「身体」の性質・関係をよく理解し、『心と身体を一つに統一』して、呼吸することです。

 

「心」と「身体」の関係・・・『人間本来の力』の発揮

人間の「心」と「身体」は、氷山に例えられます。

目に見える部分は、氷山全体のほんの一部分であり、大部分は水面下に隠れています。

私たちが「自分の力」と思っているものも、実は「氷山の一角」の目に見える部分に過ぎず、もっと大きな力が目に見えない所に隠れているのです。心の力が氣の力、即ち念の氣力です。

目に見える部分が「身体」で、水中の見えない部分が「心」です。

『心と身体を一つに統一』して使った時、氷山全体の力が発揮され、我々の生命力も最高に活動し、自己の持っている総合力が発動するのです。この総合力が『人間本来の力』です。

俗に「火事場の馬鹿力」と呼ばれているのが、この「心」と「身体」を統一した時の『総合力』なのです。

私たちは、氷山の一角しか使っていないのです。

 

「心」と「身体」を一つに統一して、氷山全体を使う『四つの方法』

「心と身体を一つに統一」するための方法として、心身統一合氣道の創始者である藤平光一宗主が、武道の合氣道を通して創見された「心身統一の四つの方法」を実技指導します。武道の合氣道から“投げ技”を取り除いたプログラムです。

  •  氣を出す <やる氣の出し方>

       折れない腕、折れない心  心の力=氣の力

  •  全身の力を完全に抜く <力(りきみ)のとり方>

       真のリラックスの方法とその状態  リラックスの力は強い

  •  身体の全ての部分の重みをその最下部に置く 真の落ち着き   何事にも動じない身体の作り方
  •  臍下の一点に心を静め統一する 臍下の一点に心を静め統一する

       心の静め方。不動心、不動体、心身統一の姿勢

 

氣の全身呼吸法

『氣の全身呼吸法』を体得して、常に外気と交流していれば、全身に生命力がみなぎり、プラスの氣に満ち満ちた身体になり、自然治癒力も高まります。この氣の全身呼吸法で肛門を引き締め、骨盤底筋を鍛え頻尿や尿漏れを改善しましょう。

風呂のシャワーで身体の外側を洗うように、『氣の全身呼吸法』によって、身体の中側を氣で洗い、60兆の細胞の一つひとつに酸素を送り込み、活性化させるのです。 臍下の一点で呼吸をすることで神経系統を改善する。

自分の吐く息は、目前で消えるのではなく、天地の果てまで貫き通るのだと思って吐きます。

体内の邪気、悪気を吐き出し、吐き清めるつもりで行います。

吸う時は、天地清新の氣を吸い上げ、臍下の一点に収める。全身に清新の氣が充満します。

この外呼吸と内呼吸、さらに皮膚呼吸の全身呼吸が『氣の呼吸法』です。

慣れてくれば、大自然のリズムと、自分の呼吸のリズムが一致してきます。

自分が呼吸しているのではなく、大自然そのものの呼吸に任せて、呼吸するようになります。

その結果、「真のリラックスのしかた」「真の落ち着き」「心のしずめ方」「不動心・不動体」が、より深く体得できます。

  

日常生活への応用

  • 目標を決めて氣を通す

目標は決めただけではダメ。それに自分の念が通ってないと実現しない。

  • 成功したイメージをつくる  

「物事を成し遂げた姿」完了形でイメージする。

  • 対人関係に氣を活かす

自分に争いの心があるうちは、相手もそれを捨てません。争わずして相手を導くことが対人関係の極意です。

相手の氣を尊重し、自分の氣で相手を柔らかく包み込む。

  •  プラスの言葉を使う重要性/プラスの考え方の重要性

プラスの言葉  … 「自信がある」「必ずできる」「大丈夫」「好きだ」「面白い」「ありがとう」「さすけね」など。

マイナスの言葉 … 「もう駄目だ」「来ない」「無理だ」「意味がない」「無駄だ」「難しい」など

 

結 び

<天地・大自然・大宇宙>に満ちている“氣のエネルギー”を、自分の中に取り込んで、『生命力を最高に高めた状態で、

事に当たり、人生万般に活用すること』は、まさに「大自然の一部である人間としての生き方」に通じます。

“氣”とは、誰もが一様に、『本来、持っている力』です。そして、笑うことで“プラスの氣”が拡がっていきます。

この力を活用して、自分の人生を、気高く、正しく、強く、楽しく闊歩していこうではありませんか。

 

 ☆ 栗田 和悦(くりた かずよし)プロフィール ☆ 

 

1947年福島県会津金山町に生まれる

福島県立川口高校卒業後、玉川大学文学部英米文学科卒業

付属の全人教育の玉川学園にて43年間中学高校大学の英語教師を勤める

国際教育担当、帰国子女担当、宗教教育担当、生徒生活相談担当

現在、NPO法人「氣の活用コム」副理事長  会津会幹事

福島県立川口高校、桐径会顧問、県立川口高校首都圏同窓会副会長

首都圏の私立公立学校の教員、生徒、父母、大学生等に講演

福島県の小中高校で講演、東京都品川区柔道連盟、国立高校、国士舘大学会津柳津花ホテル講演会等で講演

メールアドレス:kazuyoshi.kurita@gmail.com 

著書:哲学者中村天風と教育者小原國芳から学んだ

「心の教育の実践」と「氣」 (電子本)

 

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