武士道精神、氣の教育力!

東京都私立中高協会「生き方教育研究会」からのご依頼で出かけた講演は大成功でした。
皆様に大変喜んでいただき、ご感想をいただきました。
私は現代日本の教育で最も欠落している「道徳教育」を実践するならば、この「氣の活用」の研修に勝るものは他に無いと言いきることができます。
実技を通しての「氣の授業」を子供達にすれば、わずか1時間で子供達の心をプラスに変える自信があります。

研修を受けられた先生方の感想のいくつかをご紹介いたします。

『火事場のバカ力とは氣の力、ありがとうは氣の力、マイナスの言葉は使わないように、等に感動しました。また最近の生徒の中にある起立性調節障害(朝起きられない)など心身に通じると思われる症状に活かせるのではないかと思いました。震災の復興に向けて何かしたいと思いながら何をしていいか分からないまま時間だけが過ぎ、意識が薄れていくという状況の中、貴重なお話を聞くことが出来て有難く思っています。現場の生徒達にも還元して行こうと思います。ありがとうございました。』男性教諭


『実演をさせてもらって実感が出来たのがよくわかり、納得が出来ました。不安はありますが、たぶん大丈夫だと思うので学校に帰って教えたいです。授業中に眠くなった生徒を集中させる方法が知りたいです。気持ちを持って何でも取り組みなさいと普段から教えているので通じるものが多くありました。今日習ったことを是非活用したいです。本当に楽しく参考になりました。ありがとうございました。』男性教諭


団塊の世代が引退することで、これからの時代メンタルヘルスはとても大切だと思います。ボランティア活動として「福島に元氣を」という活動はとても大切だと思いました。私自身茨城なので、福島にもとても親しみがあります。今後も私自身もボランティア活動を継続して行きたいです』女性教諭


『氣の出る言葉、辛い時こそ笑うこと、実践したいです。近いうちに生徒と一緒にやってみたいと思います。この研修は生徒、教師、親達にやってもらいたいです。私自身「氣」の入れ方が下手なので「あがってしまう」のかもしれない。自分が一番実践できるようになりたいので講演に来てもらえますか。』
女性教諭

『本校で講演していただくのは可能なのでしょうか?近年耳を患い、めまいが常に続くような状態でしたが、先生のお話をうかがいポジティブに生きて行こうと感じました。まだまだ大丈夫、こういう研修にも来ることが出来たのですから!ありがとうございました。』男性教諭

『心身一如、心が体を動かす、等の言葉が印象に残りました。氣の出し方、氣の持ち方、言葉の使い方によって物事は良い方向へ行くものだと知りました。このことをもっと子供達にも伝えて行きたいです。』女性教諭

『お元氣ですか、ありがとう、さようならば、などの本当の意味を生徒に伝えたい。生徒のやる氣を伸ばす為にも教員研修などでやって欲しい。とても参考になりました。何気ないことで、生徒に「やるきをだせ!」と口先だけで行っていたことを痛感しました」
男性教諭

他にも沢山の嬉しい感想がありました。本学園からも高学年の前田則文教諭が12年生の男子生徒毛利修一郎と同伴で講演を聞きにくれ驚きましたました。二人とも大変感動してくれました。

<福島の子供達へ話をした後、いつも子供達と唱える誓いの言葉です>

『プラスの誓い』

(1)私は今から、プラスの心で、考えます。
(2)私は今から、プラスの心で、話します。
(3)私は今から、プラスの心で、行動します。
(4)私は今から、プラスの心で、人に接します。
(5)私は今から、プラスの心で、社会に貢献します。

福島の子供達はどんな逆境の中にいても皆元氣に唱和をしてくれます。目頭が熱くなります。たとえどんな逆境の中にいようと、子供達にはいつも「積極的なプラスの心で生活させること」がたいせつです。そしてこれこそが道徳教育の基本であり、会津藩日新館の武士道の教えです。

新渡戸稲造氏は『学校教育で宗教教育というものがないとは、いったいあなた方はどのようにして子孫に道徳教育を授けるのですか?』とのラブレー氏の質問に、私は愕然とし、即答できなかったが、その答えは“武士道”である・・・』と述べられています。

現代の子供達に対する学校の教師の教育力、道徳教育の欠如、特に心の教育の重要性を痛感し、団塊の世代の私は教師生活最後に、合氣道を通しての「氣の活用」の大切さを、著書「心の教育の実践と氣」を書かせていただきました。来年3月に退職いたしますがその後は福島はもちろん、日本中の学校に出向きボランティアで子供達、親御様、先生方に武士道の精神「氣」をお伝えに出かけて行きます。

余談ですが、私自身は会津の出身で、「氣の活用」の精神である「心身統一合氣道」のルーツは会津藩家老西郷頼母から大東流合気柔術を指南された会津の小天狗こと明治に生きた日本一の武芸者、武田惣角会津坂下町生まれ、今回この町の教育委員の皆様にも講演をさせていただきました)に伝えられたものです。明治時代に彼の武道家としての名は日本中にとどろき、神技と恐れられたものです。その技が彼の晩年、唯一の門人植芝盛平氏に伝えられ、そこから合氣道10段の藤平光一先生へと伝えられ、心身統一合氣道は創設されました。

「氣の活用コム」のホームページでも紹介していますのでご覧ください。