昭和村小学校の子供達は元氣です!

福島県大沼郡昭和村小学校、安藤校長先生からの御依頼で子供達に<元氣の出し方>を教えに出かけてきました。安藤先生はテニスがとてもお上手な先生で、若い時はインドでも先生をされていたそうです。大変<氣>に興味を持たれており、先月23日に行った福島県両沼支部教育委員会の皆様への研修にも参加されました。教師が<氣>を理解すると子供達が驚くほど良く変わってくることを知っていただいた先生です。ご自身も7月9日の福島県総体連のテニスの試合で<氣>を活用され、見事に優勝されました。なんと13年ぶりだったそうです。
講習の前に子供達に優勝のメダルを見せながら、先生が優勝が出来たのは
この<氣の活用>の研修のお陰です。今日はみなさんもしっかり聞いて下さいね、と子供達に私の紹介をして頂き、本の紹介もしていただきました。


終わった後で、大芦の五十嵐さんから、今日習ったことを普段の生活でも活かして行きます。ありがとうございましたと、お礼の言葉を頂き嬉しかったです。



元氣の本当の意味をわかってもらうと、子供達の顔がどんどん元氣になって行くのが見えて本当に嬉しかったです。


心の中で、手が頭にくっついたよ、と思うだけで、2人がかりでも手がはがせなくなるのです。


やる氣を出すと、ものすごい力が出ることも体験しました。

 
1年生から6年生まで本当に真剣に聞いてくれました。


最後に三位一体での元氣な笑い声を体育館中に響かせました。

辛い時こそ、大きな声で、重みを下にして、臍下の1点に心を鎮め、肛門をキュッと締め、<アッハハハハハハハハ!>と笑うのですよ。<中村天風

良い言葉を沢山使って、昭和村のあちこちから大きな笑い声が聞こえてくるようにしましょうと、約束をしてきました。


何事も自然体で力まずに、無心楽しくやると凄い力が出ることも、教えてきました。


みなさん素直で本当にいい子ばかりで、
一緒に給食を頂き、遊んで来ました。 
私の尺八の演奏で歌ってもらったり、<あの星達のように>のCDも聴いてくれました。

夜は小栗山にある母の生家<民宿みやもと>に泊まってきました。
武家屋敷を思わせる作りの奥座敷で、ゆっくりと休ませてもらいました。震災後、風評被害でお客様が少ないそうです。

父方の小栗山の栗田家の先祖は鎌倉時代鎌倉公方足利持氏の家臣でした。

永享の乱で、持氏自害の後、1439年に鎌倉を離れました。それより約200年前にすでに頼朝から横田地区を中心に奥会津の所領を任されていた山内家の招きで、鎌倉からこの金山谷の本名地区に移り住んだ持氏の家臣、栗田将監勝頼の一族の末裔で、本名地区からその後小栗山に移り、鎌倉八幡様を氏神とするものです。小栗山の愛宕山にはその時に鎌倉から持ってきたという石仏が祀られています。

鎌倉時代にこの奥会津に出入りしたいわゆる落ち武者は数え切れないほど多くいたそうです。この時代に会津若松のお城に鎌倉から伝えられた武道の一つが合気道の原点で、歴代会津藩の5百石以上の藩士にのみ極秘の技として伝えられていたものが、明治になって元会津藩の師範、武田惣角師氏により、植芝盛平氏に伝えられたそうです。天道流合気道管長の清水健二氏と東大の鎌田茂雄教授との共同著書<禅と合気道>の中で書かれています。

その後、奥会津徳川幕府天領となり、会津お蔵入りと呼ばれるようになりました。母方の生家阿部家は村の内外、近隣の山を多く所有する金山谷の中心的な存在でした。今も当時の武家屋敷家を偲ばせるような床の間があります。


さて、


<福島に元氣を!3・11復興支援プロジェクト>は順調に走りだしました。

共同代表の岡村理事長は本日、喜多方市内を中心に広く回っておられます。

喜多方はとても暑いところですが、今日一日で3校を回られました。明日は午前午後と二校回られ、福島民報福島民友から取材を受けられるそうです。

岡村先生、二日で5校とはさすがに凄いですね!暑さに氣を付けて、負けないで頑張って下さい!

私も福島の子供達のために、負けずに頑張ります!

昭和村の子供達の笑顔を見て、来てよかった!と思いました。

子供達から逆に元氣のエネルギーをもらいました!

安藤校長先生、先生の子供たちへの愛情は素晴らしいですね。先生が撮られた、雪深い里山の子供達の写真、風景、動植物、みな素晴らしいです。これから先も応援しています。
またご連絡をお待ちしています。

ありがとうございました!