プラスの氣で集中力を高める

 岡村先生には大学の全国大会に出場するバスケットボール部員にも指導していただきました。合氣道3段の櫻井先生とお二人で無報酬で来て頂き、本当に感謝しています。学生達は最初半信半疑でしたが、研修が進むにつれて顔色が変わり始め、目をきらきらさせながら氣を出せるようになりました。
大学生に岡村先生が講義指導されている写真です。

 心が身体を動かすのです。(心と身体の関係)

 <大学生の感想文です>
H子:「今までに体験したことのないことばかりで驚きの連続でした。今回、身につけたことをこれからのチームに活かして、日本一を目指します。毎日が楽しくなりそうです」
T子:「面白く、新鮮な内容でした。特にリラックスをすることが力を発揮できるという、今までに証明が出来なかった事が、わかりやすく理解できました。「あがってしまう」ことがよくある自分は今日の研修の中で学んだことを活かして行きたいと思います」
S子:「有難うございました。みんなの目標「日本一」を再確認できたと思います。この「氣」をバスケットだけでなく普段の生活にも活かしていきます」
リラックスすると腕が伸びるのです。(伸びる腕)

リラックスして気を出している写真です。(臍下の一点)

 真のリラックスが集中力を高めるのです。大学女子バスケットボール部の全国大会での活躍が今から楽しみです。

重みを最下部に置くと真の落ち着きが理解できます。

 <学習に集中力を>
 手をぶらぶらさせて、臍下の一点に心を静め、リラックスすれば、ここぞという時、人前でプレゼンテーションをしたり、試験場に入っても絶対にあがらないのです。皆さんは松井選手がバッターボックスで、肩を軽くゆすって自らに「氣」を入れリラックスをしているのをご覧になったことはありますか。あれです。ここだけの話ですが、王選手に一本足打法を指導した藤平先生のもとへ長島監督が松井選手を連れて行き、ご指導していただいたのだそうです。
 生徒の中にも、私が言ったとおりに学習や、試合で実際にこれを真剣にやっている子は成果をあげています。いいがげんに聞いている子はよい結果は得られません。前にも述べましたが、英語の本文を朗読するときにもぼんやりと読むのではなく姿勢を正し、臍下の一点を意識し、「気」を入れて声を出し、集中して読むようにと指導しています。英文を書くときも同じです。氣を入れて書いたときの文字はしっかりしているし、克明に頭の中にスペルが残るのです。
 <プラスの氣を体に入れ、マイナスの氣を出す>
 氣の正しい呼吸法では、過去に起きた、いやなことを全て吐き出し、よい事、楽しいことを考えながら、身体の隅々に酸素が届くことを意識して吸うのです。
 
 岡村先生が呼吸法を指導されている写真です。

 正しい姿勢で座り、ハヒフヘホのハの口の構えで、ゆっくりと時間をかけて息を吐き出します。吐ききったら、そこで2秒間息を止めます。そして今度はゆっくりと時間をかけて鼻から肺だけでなく、全身の60兆の細胞に酸素を送り込む気持ちで吸い込みます。そしてまた、2秒間止めたら吐き出すのです。これを一日何回でもよいのですが、出来るだけ沢山、出来るだけ空気の良い場所でやります。これによって自分の「氣」を練り上げることが出来ます。吸う時は良いことプラスのことを思い浮かべ、吐き出すときはいやなこと、マイナスなこと吐き出すようにようにするのです。また、普段から良いことを沢山考え、「ありがとう」などの良い言葉を沢山使えば自然とプラスの氣が全身にみなぎってきます。逆に悪いことを考えたり、他人の悪いことを言うと悪い氣が出ます。クラスでも他の生徒の良いことを探して、お互いが褒めあうようになればクラス中に良い氣が満ちあふれ、明るいクラスになります。このようなクラスにはいじめなどはありません。プラスの氣を出せる子はいじめには会いません。私は生徒達に「有難う」の言葉を沢山使わせるようにしています。

剣道部の男の子が、「心が身体を動かす」の実験をしている写真です。

岡村先生のNPO法人「氣の活用法コム」をリンクさせていただきましたので、ぜひご覧ください。先生の今までの素晴らしいご指導の経歴がお解りいただけます。なお、岡村先生のお嬢さんは私のソフトボール部の生徒さんでした。「おかやん」というあだなで仲間からとても信頼されていました。チームでは3番、キャッチャーで、主将をしてくれていました。ここ一番という時に必ず打ってくれる子でした。試合中も大きな声でいつも明るくプラスの氣を出してチームを引っ張ってくれる子でした。今はご結婚をされてお子様にも恵まれ名古屋に住んでおられます。岡村先生との出会いには本当にご縁があったのだと思います。
 出会いに感謝しつつ、これからも良い氣を教室中に広めて行きたいと思います。