学校生活における氣の活用 リラックスの効果

<どこでもいつでもリラックス出来る「氣」>
 甲子園を目指して頑張っている野球部のK少年がいます。先生「氣」の出し方を教えてください、というのでバッターボックスに入る前にリラックスして入る方法を教えてあげました。とても素直で良い少年でした。臍下の一点を教え、20秒間手をブラブラさせ、自分の身体の重みをその最下部におくことを指導しました。

身体の重みを最下部におき、臍下の一点を思った姿勢。弓道部でも同じことです。

 数日後、その少年と廊下をすれ違った時に、「先生、練習試合で、これをやったら本当に打てました!有難うございました!」と手をブラブラさせながら挨拶してくれました。大変嬉しかったです。その少年には妹がいました。その妹はバレーボール部で、今年の夏のソフトボール部と夏の合宿を同じ宿舎で合宿していました。夕食後ホールにいた私のところに来て、彼女は「先生、兄から聞きましたが私にも「氣」の出し方を教えてください」と言うので教えてあげました。彼女も大変素直な子で、折れない腕はすぐに出来、最後には人間ブリッジも出来るようになり、「私にこんなパワーがあったなんて信じられません!」とびっくりしていました。翌日それを聞いたほかのバレーボール部員も次々と「私達にも教えてください」とやってきました。また、その子のご両親も次の日の夜に合宿所にわざわざ差入れに来てくださいました。早速お二人にも、いつでもどこでも出来るリラックスの仕方をお教えましたこの方は幼稚園を経営されていますが、びっくりされて「早速園児教育に活かしてみたい」とおっしゃっていました。

全身に氣が通っているのです。(臍下の一点の写真)

 良い気を出すと自分にも周りにもとても良いことなので、私はどこでも誰にでも氣を教えてあげたいという毎日です。先日は柿生の行きつけの床屋さんに行き、髪を切ってもらっている間に話をしてあげて、終わったところで、折れない腕や、リラックスの仕方を教えてあげたら、びっくりされ喜ばれました。不自然な体勢で毎日髪を切っていると腰を痛めるのだそうです。でもその時にも臍下の一点を意識して仕事をすれば腰痛にもなりません。
集中力が増してしっかりした仕上げになります。
 
 ソフトボール部のお母さん達も研修に参加してくれました。
 

 リラックスして臍下の一点を思う姿勢はすべてに活かされるのです。このお母さんは研修の後「参加させていただき有難うございました。明るい言葉がプラスの氣を出すのですね。これからは毎日の生活に氣を活用して積極的にプラスの言葉を使い、プラスの氣を広めたいです」との感想を頂きました。
その通りなのです。一番氣の出る言葉は「ありがとう!」なのです。皆でもっともっと他人に感謝する心を持ち、「有難う」の言葉をもっともっと口に出して言いましょう。