感謝の心でスポーツをする!

 

 以前、私が氣の活用を教えた水泳部の女子中学生が、神奈川県の大会中学女子800メートル自由形で優勝しました。

 彼女は今、私のクラスの生徒です。

 試合前に泳ぐときに無心で泳ぐこと、そして心を強く持ち最後までありがとう、と感謝の言葉を心で唱えながら泳ぐように指導しました。


 その結果、今までのトラウマからすべて解放され自己ベストで優勝することができたそうです。

 以前、彼女は締め付けられるあの話題になった水着で泳いだところ、恐怖と不安感に襲われ、それ以来それがトラウマとなり思うように泳げなくなっていました。今回感謝の心で最後まで泳いだ結果そのトラウマから解放されたのです。

 両親への感謝、自分が4歳から泳ぎを続けてこられたことへの感謝、コーチや支えてくれている人たちへの、ありがとうの言葉を心の中で唱えながら泳ぎ切れば良いのです。


 なんのスポーツでも同じです。


 今日は私のチームの中学女子ソフトボールチームが練習試合で人数と体力では圧倒的に相手のほうが上を行くチームに、2試合とも勝ちました。第一試合は4対3、第二試合は8対5でした。

 氣の力を感じさせる守りで全員が一球に対して目を切ることなく声が良く出ていました。

また、肩を上下二回動かすことで、重みを下に置いたバッティングが出来ました。感謝の心で打席に立てたのです。

 ピッチャーには一球一球に、ありがとう、一緒に行こうね、と声をかけて投げさせました。その結果彼女は二試合とも完投し、フォアボールはなんと一個だけでした。けっして球は速くはありませんでしたが、球が生きていました。

 スポーツをする時に自分の持っている力を十二分に出すためには無心になり、ただ感謝の心でプレーすることです。

 今日も一日ありがとうございました。