氣の研修「佛教大学野球部」

10日から全日本大学選手権大会が開幕します。
京慈リーグで優勝した、京都佛教大学が神宮での試合を前に上京しました。池袋のサンシャインホテルの一室で岡村先生から「氣の研修」を受けました。私もお手伝いをしてきました。

臍下の一点に心をしずめ心身を統一することを教えました。




今回は残念ながら呼吸法を教える時間がありませんでした。「氣の全身呼吸法」です。

最近ある週刊誌で、西武ライオンズの元監督東尾監督が、ボストン・レッドソックスの松坂投手にこの「氣の呼吸法」を教えていたという記事を目にしました。この呼吸法は本当に心を鎮める事が出来るのです。東尾監督も、広岡監督も、心身統一合氣道です。特に広岡監督は3段の腕前です。

この「氣の全身呼吸法」です。佛教大学の野球部の諸君、先ず、1回戦に勝ち、次に東海大学を破り、勝ち進んだら、「氣の呼吸法」の指導に行きますよ。

東海大の菅野投手、速い球を投げるそうですが、逆らわずに無心で「氣のフルシング」をすれば良いのです。

リラックスの仕方も教えましたね。リラックスとダラックスの違いも理解できましたね。

グリップの握り方、ボールの投げ方、氣のフルシング、プラスの言葉!です。

全員で「勝てる!」です。無心になって氣を出しましょう。

「心こそ、心迷わす心なれ、心に心、心許すな」宮本武蔵柳生宗矩の師、沢庵禅師の言葉です。

「打たなければ」とか「良い球を投げなくては」と、心に意識したり、執着したりしてはいけません。無心になれればどんな球にでもついていきます。腕も伸びます。ストライクとボールの見極めも出来るのです!
二回目の動作で不動心、不動体が出来ましたね。

「平常心是道」です。「無心」になればどんなボールにでも対応できるのです。

ダイエイ・ホークスの小久保選手をはじめプロ野球の30人以上の打撃タイトル保持者を育てた伝説の打撃コーチ、高畠氏に「氣のフルシング」のヒントを教えたのは合氣道八段の故石崎先生と岡村隆二先生でした。