氣の全身呼吸

皆様お元気ですか。いかがお過ごしでしょうか。
庭の花が綺麗に咲いています。

 連休は薬師公園で尺八を吹いたりのんびりと自宅でくつろいでいます。

藤の花が綺麗でした。

蝶もおいしそうに蜜を吸っていました。
 私は福島県の奥会津の出身で、母方の先祖は源家です。今日、東京大学教授文学博士の鎌田茂雄氏の著書「禅と合気道」を読んでいたら、このように書かれていました。

 合気道の源流は、源家より会津藩に伝え残され、藩内では五百国以上の藩士にのみ極秘武術として指導されていたそうです。その会津藩武田惣角師に師事されたのが、植芝盛平先生だったそうです。植芝先生は、他の武術の優れた面をも加え、さらに充実した武道として、合気道を創始されたのだそうです。

 植芝先生は「60を過ぎなければ気力充実は無理だ」と言われていたそうです。

昨年4月還暦を迎えて出会った「無の哲学」心身統一合氣道と「氣の活用」との出会いに何かの縁を感ぜざるを得ない今日です。

「心こそ、心まよわす心なれ

      心に心、心ゆるすな」

宮本武蔵柳生宗矩が師と仰いだ、沢庵禅師の「不動智神妙録」の一節です。心、鏡のごと、平常心で事に当たれと教えています。

心をどこにもとどめることなく「無心」になってことにあたれということです。

今夜も無心になり「氣の全身呼吸」をします。