奥州古道の散策

町田の小山田地区(鶴見川の上流)に奥州古道と呼ばれている巡礼の道があります。


12月23日、小山田の友人、山本宅に集合し、人生の先輩方とウォーキングを楽しんできました。


お天気に恵まれ晩秋の落ち葉の絨毯がしかれた古道を人生を語りながら歩いてきました。

「人生には何人かの本当にお世話になった人がいるものだ、その人たちにもう一度感謝の気持ちと手紙を出した。」東名高速を120キロで走行中、突然にタイヤがバーストし車が横転しそうになったところをトレーラーの運転手にガードしてもらい一命をとりとめた75歳の先輩の言葉でした。

「晩秋の古道に立ちて来し方を満面の笑みで感謝するかな」




東京都とは思えない里山の風景です。皆さんも一度歩いてみてください。

途中でプロの報道フォトグラファーの川瀬奈美さんが開かれているログハウスの喫茶店「ルーツ類」でおいしいコーヒーをいただいてきました。川瀬さんは人類とは何かというテーマをお持ちの写真家です。お店の名前も人類のルーツからつけたそうです。店内にはアフリカやアフガニスタンで撮影された沢山の写真や現地から持ってこられた楽しいグッズが沢山あります。小山田緑地公園の近くですので皆さんもぜひお立ち寄りください。


奥州古道の研究は知人の宮田太郎さんが調査研究されています。宮田さん、古人の気持ちが理解できる解説がところどころにあり、歩いていて疲れが感じられずとても楽しいウォーキングでした。感謝です。
歩き終えて、友人山本宅でお食事まで頂き、皆さんに私の尺八も聴いていただき、奥様の作られた陶芸品をお土産にまでいただいてしまいました。すばらしい一日でした。


山本さんの奥様はプロの陶芸家で自宅に釜を持ち日夜すばらしい作品を創られています。


皆さんそれぞれが作品を頂き大喜びでした。


実は山本夫人も教職を早期退職され人生の楽園で釜をたかれている私と同じ団塊の世代の陶芸家です。
有難うございました。山本さんが自宅の大庭園で作られたサトイモの味噌汁、最高でした。
皆さんに感謝です。