妖精の里へようこそ

kurita01292006-11-21

 こんばんはみなさん。昨日団塊の世代へというメッセージを送りました。皆さんは退職後何をしてどこでどのように過ごそうかとお考えのことと思います。

私は同じ団塊の世代の一員として皆さんを私の故郷奥会津へとお誘いしたいと考えています。18歳まで私はそこで育ちました。少年の頃はこのすばらしい世界のとりことなり、毎日のように川や山に行き、魚を捕まえたり、ウサギを追いかけたり、きのこや山菜を採ったり、実に楽しい時間を送っていました。
 戦時中父は広島県江田島海軍兵学校の教官をし、兵学校の近くで母と暮らしていました。母は広島に原爆が投下された時、広島から船で江田島の小学校の体育館に担ぎ込まれた沢山の人たちの看病を必死でやったそうです。看護婦と教員の資格を持っていました。原爆で焼け爛れて担ぎ込まれた沢山の人たちのお世話をしたことはあまりにも強烈で、85歳になった今でも忘れられないそうです。終戦を向かえ、二人は福島の奥会津に戻り、22年の4月に私は生まれました。

 写真でもお解かりだと思いますが、大自然の山のふところに抱かれるように流れ行く清流、野尻川を眼下に残りの人生をゆったりとした時間の中で過ごして見ませんか。金山町は妖精の里と言われていますが、今年の8月私は写真部の中学生を30名ほどこの町の湖山荘(0120315302)に連れて来て実感できました。作家の椎名誠氏がこの湖のほとりに写真美術館を作られたのも理解できます。昨日紹介したほかにも私の生まれた小栗山地区には親戚同然の民宿もあります。例えば「民宿文伍」、これは源泉かけ流しの温泉民宿で文伍さんはマツタケ狩りの名人です。鮎の簗でも有名です。所ジョージのダーツの旅でも紹介されました。(0241−54−2934)また、文伍さんに温泉場の近くに土地を分けていただいて田舎暮らしをスタートした方もいます。また、「民宿とも」もサービス満点のお勧め民宿で、芸能人もとまりに来ます。今年合宿でお世話になった沼沢湖山荘も廃校になった小学校を宿舎としていますがとてもすばらしかったです。私の紹介ですといえば安くするそうです。もし土地を分譲してもらいたい方がいれば文伍さんに相談してみてください。私の父のゲートボール仲間で、一緒に世界大会に出場した仲でした。父は今年の1月に89歳でなくなりましたがこの町の職員を定年退職した後、町議会議長などもしていました。また長年この野尻川の漁業組合の組合長もしていて金山町の名士でもありました。今父の地盤であった小栗山から私達と同じ22年生まれの団塊の世代の友人、諏江仁輔君が町の議員をしています。彼もこの町に団塊の世代の仲間が沢山来てくれることを待ち望んでいる一人です。
 犬と戯れ畑を耕し、釣りをしたり、山菜を採ったり、投網をしたり、スキーをしたり、登山をしたり、写真を撮ったり、ゲートボールをしたり、温泉に入ったり、マタタビで籠を作ったり、沢山楽しいことができますよ。人はみな親切で野菜を持ってきてくれたり、いろいろと教えてくれます。
 団塊の世代の皆さん、退職後はあなたも金山町で暮らしてみませんか?おそばもおいしいですよ。宮内庁ご用達のおいしい玉梨豆腐もありますよ。冬は寒いけど人情は日本一温かいです。





先の戦争で生き残って奥会津に帰って来てくれた父母に感謝です。