「氣」とは何か 

「氣」とはいったいなんでしょうか。
 一言で言えば「気」とは人間誰もが持っている生命力です。この生命力を高めるためには「心と身体をバランス良く一つにすることです。「心と身体を一つに統一」するための方法として(財)氣の研究会の藤平光一会長が、武道の合氣道を通して創見された「心身統一の四つの方法」があります。
 私は岡村隆二先生のNPO法人「氣の活用法」の研修に何度か参加させていただきましたが、参加する度に大人が子供に「やる氣」を起こさせる上でこの「氣」がどれほど役に立つかが見えてきました。
 さて心と身体を一つにして氣を出すには四つ方法があります。
 今、私は自分でも氣を出せるようになり、これを独り占めするのではもったいないと思い、職場の同僚5名を岡村先生の道場に連れて行きました。先生方は皆さん真剣に研修を受けました。
剣道部監督剣道7段のS教諭(右側)

サッカー部監督のS教諭

ソフトボール部監督の私

野球部監督のD教諭

研修の後、同僚達は皆驚き、自分にこのようなすばらしい力があることに初めて氣がついたと口々に感想を述べていました。
研修後のミーティングでの写真です。

 <気の出し方>
(1)気を出す(心の法則)(臍下の一点を思う)
   バスケットボール部の監督の写真です

(2)全身の力を完全に抜く(身体の法則)・・真のリラックス
(3)身体のすべての重みを、その最下部に置く(身体の法則)真の落ち着き
(4)臍下の一点に心を静め統一する(心の法則)・・心の静め方、不動心、不動体
 また、「心と身体を一つに統一」して氣を出すときの四つの姿勢があります。
 姿勢とは文字の通り、「姿に勢いがある」と書きます。
(1)立ち姿の統一
(2)正座の統一
(3)あぐら姿の統一
(4)椅子に座っての統一
 自分の好きな姿勢で氣を出せます。
 次に「氣の全身呼吸法」です。

 岡村先生が私の学校の学生達に「氣の全身呼吸法」を教えている写真です。
 これは「心」と「身体」の鍛錬です。これで氣を練り上げるのです。私はこれを始めて以来全身の肌つやが増してきました。この呼吸法を体得し、常に外気と交流をしていれば誰でも全身に生命力がみなぎってきます。そして「プラスの氣」に満ちあふれた身体になります。
 これが私が最近久しぶりに会うすべての人から、前より随分若返って元気そうになったね、といわれる理由です。

 9月10日の朝、職員室に腹痛で倒れていたT先生を手首を振ることでリラックスさせ、正しく座らせ、内臓を圧迫することなく氣の呼吸法を教えて一緒にやり、私もその方に「氣」を送ることで、わずか5、6分で元氣になっていただきました。 
 氣は「もう大丈夫!」と自分で叫ぶことで、出てくるのです。「ありがとう!」とプラスの言葉を言うだけでも出てくるのです。プラスの言葉を沢山使うようにしましょう。